赤ちゃんにミルクをあげる時。産院でオススメの哺乳瓶の乳首とは?哺乳瓶の選び方をご紹介
母乳実感と母乳相談室の乳首の違い
ピジョン 母乳実感
ピジョンの母乳実感は乳首がとっても柔らかい。
赤ちゃんもミルクを飲みやすくてごくごくと飲んでくれます。

桶谷式 母乳相談室
桶谷式の「母乳相談室」は、助産師さん達のオススメの哺乳瓶乳首です。
乳首が硬く、哺乳するのにしっかりと吸わないと出てこない。
これは実際のママのおっぱいを飲むための赤ちゃんの授乳の練習になります。
生後0ヶ月、1ヶ月の赤ちゃんはまだまだおっぱいを飲むのが下手くそ。
お母さん側のおっぱいや乳首の形によっても吸い難かったり、母乳の量も個人差があります。
そのために赤ちゃんが母乳を吸えるように母乳相談室の乳首の硬さは実際のママのおっぱい授乳の練習ができるアイテムになります。
私は3人出産して、3箇所の別の産院で産みました。
どの産院でもこの『母乳相談室」をオススメされました。やっぱり顎を使って飲めるのがオススメな様。

母乳実感と母乳相談室のメリット
母乳実感のメリット
生後すぐの赤ちゃん。退院後の2週間検診や1ヶ月検診などで体重の増えが緩やかな赤ちゃんがいます。
おっぱいを飲むのが下手くそな赤ちゃんや、よく寝る赤ちゃんの場合は体重がなかなか増えないことがあります。
そういう場合、母乳実感でミルクを与えて体重を増やすことに集中できます。
乳首が柔らかいのでごくごくと飲めます。

うちの3人目もよく寝る子。
体重の増えが悪かったので母乳実感を使う時期もありました。
母乳相談室のメリット
こちらは助産師さんオススメの乳首です。
前章でも紹介した様に、乳首が硬いのでおっぱい授乳のトレーニングになります。
ママの乳首の形が陥没や扁平で赤ちゃんがくわえにくい乳首の場合、乳頭保護器(ニップシールド)を使うとおっぱいから授乳がしやすいです。
そんな時、ママの乳頭に母乳相談室の乳首をつけると、乳頭保護器の代わりに使うことができます♪
母乳実感の乳首だと柔らかすぎてママの乳首が潰れて痛いので、相談室の乳首がオススメです。
乳頭保護器はこちら

時間をかけてミルクが飲めるので、少ない量でも満腹感があります。
母乳実感と母乳相談室のデメリット
母乳実感のデメリット
乳首が柔らかく飲みやすいので、赤ちゃんによってはごくごくと飲んでしまい、物足りなくて泣いてしまう赤ちゃんも。
しっかりミルクの量をあげてるのに、もっと欲しがる場合は母乳相談室の乳首に変えた方がいいかも。
母乳相談室のデメリット
乳首が固いので、赤ちゃんのミルクを飲むスピードがゆっくりです。
80ccを飲む場合も30.40分かかってしまう場合もあります(>_<)
産後の体が辛いお母さんにとっては更に疲れちゃいますよね(T_T)

夜のミルクなどは母乳実感で手早く済ませちゃう時もありました。
使い方のコツ
母乳実感
乳首自体にも空気弁がついています。
空気弁を上にしてミルクを与えてあげると、空気が真空状態でミルクが出ない問題が解決されます。

母乳実感は簡単に飲ませることが出来る哺乳瓶です。
母乳相談室
空気弁がリング内にあるので、赤ちゃんに吸わせっぱなしにすると、哺乳瓶内の空気を全部吸っちゃって、乳首がぺったんこになります。
こうなると吸っても吸ってもミルクが出なくて、赤ちゃんが『ミルクでないよー』と泣いちゃっているかもしれません。
リングを少し緩めた状態でミルクをあげると空気が入りやすくなります。
乳首の向き。
母乳相談室には乳首の向きがあります。
平らな方が上。
まるい方が下。
この向きが正しい向きになるので、間違いない様にお気をつけください。
哺乳瓶・乳首のいつまで使える?
出産準備の際に、収納していた上の子(2歳)が使っていた哺乳瓶を引っ張り出しました。

哺乳瓶とか乳首の使用期限っていつまでなんだろう?
さすがに2年前に使っていた、哺乳瓶の乳首は劣化していました。

シリコンの乳首からベタベタの油の様なものが滲んでいたんです(泣)
使用済みの古い乳首は衛生的に悪いので、捨てました。
そして、お下がりでもらっていたプラスチックの哺乳瓶もかねり使用感が出てきたので処分しました。
ガラスの哺乳瓶は、ガラスコップと同じように繰り返し使えます。なので、ガラスの哺乳瓶は上の子(4歳)の時に使っていたものを使用することにしました。
そして、我が家には上の子(4歳)の時に購入した母乳相談室の新品の乳首がありました。
使用済みの乳首は劣化していたのですが、新品の乳首の使用期限ってあるのかな?
と心配していました。
もったいないけど新しいの買おうかなと思いましたが、産後の入院中に助産師さんに『新品乳首はいつまで使える?』と質問。

新品だったら、見た目で劣化していなければ全然使えるよ。
と助産師さんに教えてもらいました(^^)
新品なら数年前なものでもオッケー。
使用済みの乳首は廃棄する事にしました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
哺乳瓶は他にもたくさんの種類がありますが、産院でオススメしている2種類を比べてみました。
どちらも一長一短があるので、組み合わせて使うことをお勧めします。
基本的には『母乳相談室』を選んだ方が間違いないです。
ちなみに私が持っている哺乳瓶はピジョン。ピジョンの哺乳瓶に『母乳相談室』の乳首も使える場合が多いです。
あかちゃんの体重の増え具合やおっぱいをくわえるための練習に哺乳瓶を選びましょう。
少しでも育児が始まったママのお役に立てれば嬉しいです。
ではまた。
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